【神戸】伐採のお悩みを解決！依頼のタイミング・費用相場も解説

【神戸】伐採とは？

「木が大きくなり過ぎて近所に迷惑がかかる」「強風で幹に亀裂が入った」など、庭木のトラブルで困ったことはないでしょうか。このような場合に「伐採（ばっさい）」を行います。伐採とは、木を根元から切り倒し切り株の状態にすること。地面に切り株が残るので、完全に木を除去するわけではありません。しかし、切り株も除去したいと考える方もいらっしゃるでしょう。このような場合は、「伐根（ばっこん）」という木の根を抜く作業をします。木を完全に除去するか、切り株を残すかは目的によって変わってくるので、業者に相談しましょう。では、伐採は何のためにするのでしょうか。伐採を行う目的は主に4つあります。

◇自然環境の保護

森林伐採を行うと、木と木の間隔ができます。すると残った木々に日光が当たりやすくなり、栄養が行き渡るので木が成長しやすくなるのです。また、森林の地面にも日が当たるようになるため植物が育ち、生物が住みやすくなることで、生態系が安定して自然環境が良くなります。

◇土地の整備

敷地の確保や、不要な植木を撤去するなど、土地を整備するためにも伐採を行います。伐採する木の本数が多い、大木を伐採するなど、大掛かりな作業になる場合は、業者に依頼するようにしましょう。

◇建物や農地に活用

木を伐採して、建築資材にする場合があります。しかし、木を切り過ぎると自然破壊につながるので、気を付けなければなりません。

◇薪炭材の確保

エネルギー源として薪の確保のために伐採が行われます。

ところで、「剪定（せんてい）」という言葉もよく聞くかもしれません。伐採と剪定の違いは何なのでしょうか。剪定は、形を整えたり、無駄な枝を切って木のバランスを整えたりすることを目的とします。つまり、木を除去するために木を切るのが伐採、木の成形や育成のコントロールを目的として葉や枝を整え、木を切らないのが剪定です。自宅の植木の手入れを業者に頼みたいという場合には、伐採・伐根・剪定の違いを確認してから依頼することをおすすめします。

【神戸】伐採の気になる悩みがあれば相談！

それでは、どのようなタイミングで植木を伐採したらいいのでしょうか。次のようなことが気になる場合には、一度業者に相談することをおすすめします。

◇庭木の管理が大変

竹が伸び放題で困っている、木が枯れてしまった、落ち葉が多いなど庭の手入れにお困りではないでしょうか。庭木をそのまま放置しておくと、木が成長して、葉を広範囲に落とすようになります。実や葉を片付けたり、伸びた木を剪定したりすることが大変だと感じたときは伐採するタイミングです。

◇庭木が害獣や害虫の原因になった

害虫が発生して困っている方も多いのではないでしょうか。庭木に実がつくと、アライグマやハクビシン、サルなどの害獣や、カメムシなどの害虫が来てしまいます。害獣・害虫の足音や鳴き声などの騒音、感染症などが気になる場合には早めに伐採しましょう。

◇木が大きくなり近所迷惑になる

庭木が大きくなると隣家や公道にまではみ出したり、葉や実が落ちることで近所迷惑になってしまったりする場合があります。トラブルが起きる前に早めに伐採することをおすすめします。

◇庭木により日当たりが悪くなった

庭木のせいで、家の中に光が入りにくいということはないでしょうか。庭木を伐採するメリットは、日当たりがよくなること。また、大きな木を切ると、その分スペースができ、庭を広く感じることもできます。

これまで紹介した例のようなことが1つでも気になるなら、庭木の伐採が必要かもしれません。ただし剪定で済む場合もありますので、剪定がいいのか伐採が必要か、業者に相談することをおすすめします。

【神戸】伐採に適したタイミング

伐採は基本的にいつご依頼いただいても問題ありませんが、樹木の種類によっては、比較的伐採しやすい時期があります。例えば、落葉樹は冬が適しているといわれています。木は冬になると乾燥し、水分が幹から抜けて軽くなり取り扱いがしやすくなります。また、冬は葉が落ちて全体の重さが軽くなるので、コストを下げられます。伐採による処分料金は木の重さで決まるため、木の重量が軽いほど処分費用は安く済むのです。切った木を薪として利用するなら、冬は木が乾燥しやすいので適しているといえるでしょう。ヤマボウシやハナミズキなどの落葉樹の場合、冬に葉が落ちて枝だけになります。

枝だけだと安全に伐採できるうえ、葉が落ちた分全体の重さが軽くなり、処分費用を減らすことが可能です。しかし、植木が成長して近所迷惑になっていて早く伐採したい、病害虫駆除の目的のため伐採したいなど急ぎの場合は、時期に関係なく伐採を行ってもよいでしょう。ただし、梅雨などの雨が降りやすい時期に伐採する場合、切った木が雨に濡れると運ぶのが大変になるうえ、シロアリなどの虫が住み着いてしまう可能性があるため、湿度の高い時期に伐採するときは注意が必要です。

【神戸】伐採費用の相場は何で決まる？

伐採費用は、作業を行う木や周辺の状況によって変わるため、実際に木を見てみないとわからないことも少なくありません。しかし、基本的なポイントは作業費・重機代・処分費。木が大きく本数が多いほど、作業に必要な人数・重機・時間が増えるため、料金は高くなります。こちらでは、料金を決める基準となる4点について詳しく見ていきましょう。

◇幹の太さ

幹の太さによって使う道具が変わります。細い木ならのこぎり、太い木ならチェーンソーを使うことになるため、それに伴い料金が異なります。

◇木の高さ

木の高さによっても料金が異なります。木が高ければ高いほど、作業員の危険度や難易度が上がるため、技術料も上がり、費用は高くなります。木の種類や太さなどの状況により費用が異なるため、正確な金額が知りたい場合は見積りをご依頼ください。

◇枝の量

枝の量によって費用が変わってきます。切り落とす枝の量が多いほど、作業時間がかかるため、料金も高くなる傾向にあります。さらに、切り落とした枝木の処分は産業廃棄物扱いになるため、専門業者に持ち込まなければなりません。枝の量が多くなるほど、処分費用も高くなります。

◇伐採なのか・伐根なのか

木を切るだけの伐採ならば、比較的安価で処分できます。しかし伐根の場合は、幹の周りを掘り起こし、根を取り除く作業です。そのため伐採よりも作業が大変になり、その分料金も高くなります。年数が経っている木や、地上高く伸びている木は、広範囲に根が張っているため、価格が上がる傾向です。